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英語は失敗から学んでいくのです。 初級英文法を間違った例文をもとに分かりやすく解説します。 中学生や英語のやり直しを考えている方などのご訪問をお待ちしています。
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2013/03/25 (Mon)

●次の日本文を英文にしましたが、訂正したい箇所があります。

「誰もが自分たちの欠点を気にかけているとは思いません。」

I don’t think everyone is worried about their faults.


欠点や短所は誰にでもあるものです。

 

実はこの英文では、ある単語が文法的には間違いとなりますが、
会話的な表現としてはほぼ問題ないと言っても良いでしょう。

それは、その単語の使い方が普通となってきているからです。

少し難しい単語もあるので、その説明もしておきます。

Fault は「欠点、短所」という意味ですが、
この他に weak point, shortcomingなどいろいろあります。


今回も少し難しいかもしれませんが、
基本を理解していればすぐにその箇所に気が付くと思います。

ただ、どのように訂正するべきか、というところが難しい部分でしょう。

また、文法的に訂正すると少し長くなってしまいます。

間違いを恐れずに頑張って考えてみてくださいね。


■それでは、最初の英文をどのように訂正すればよいのでしょうか。

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<Continuance>

【正解例】

I don’t think everyone is worried about his or her faults.


that 以下ではeveryone が主語になっていますね。

everyone は基本的に単数扱いなので、その後の their を
文法的には単数にする必要があります。

しかし、everyone が男性なのか女性なのか分かりませんし、
どちらかにすると男女差別のようになってしまいます。

そこで、その両方を表すために his or her とします。

ところが、これでは書くにしても、言葉にするにしても
少し長くなってしまい、何となく不便を感じますね。


したがって、これらを解消するような感じで、
everyone が単数扱いであっても their で受けることが
多くなってきたという事です。


当然ながら、言葉は文法から作られるのではなく、
日常の生活の中で少しずつ作られ変化していきます。


こういう面からも、学校で習うような英語ばかりを覚えていれば、
実際の会話では、わけが分からなくなることもあります。

もちろん学校英語の文法も大切ですが、例外的なものなども探してみましょう。

言葉は日々どんどんと変化しています。

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