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2009/09/30 (Wed)
次の日本文を英文にしましたが、間違いがあります。

「君がきのう話をした人は、日本ではとても有名なのですよ。」

■ The man you talked yesterday is very famous in Japan.


今回の問題は、初級者の方にとって、少し高度かもしれません。

何が高度かというと、関係代名詞の英文であることがその一つです。

英文には関係代名詞となる単語がありませんが、
それが省略されているということも難しい要素になるでしょうか。

さらに何か一つ単語が不足していることもあります。

決してあきらめずにじっくり考えてみてください。

たとえ答えが分からなくても、考えるという過程がとても大事なのです。


■それでは、最初の英文をどのように訂正すればよいのでしょうか。

正解例はこの下にあります。


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<Continuance>
【正解例】
The man you talked with yesterday is very famous in Japan.



前置詞である with を talk の後ろにおく必要がありました。

これは、talk という単語の後ろに、そのまま“人”を
表す単語を置けないからですね。

関係代名詞は、2つの文が1つになったものと考えられますから、
そこから考えてみましょう。

まず、正解例を次のように分けます。

1.The man is very famous in Japan.

2.You talked with him yesterday.

You talked the man. と言えないことは、先の説明の通りです。


次にこの2つの英文を元の1つの英文に戻す過程を考えてみましょう。

1の the man と、2の him が同じものを表しているので、him を関係代名詞の whom にします。

先行詞(関係代名詞の直前に来る単語)が the man になります。

しかし、そのままでは先行詞と関係代名詞がくっつかないので、無理やり whom を2の英文の先頭に持ってきます。

Whom you talked with yesterday とするわけですね。

そしてそのまま、この英文を1の英文の The man の後に入れます。

すると次のようになります。

The man whom you talked with yesterday is very famous in Japan.

そこで whom は、目的格の関係代名詞であり省略ができるということで、正解例では消えてしまっていたわけです。

しかし、talked の後ろの with は、もちろん残っていますよね。

この with は to にすることもできます。


省略された関係代名詞は that と考える事も、もちろん可能です。

関係代名詞が省略されるのは、よくあることです。

少し時間をかけて考えをまとめようとする場合には、逆に省略せずにいう事もあるでしょう。
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